大阪で西田辺音楽教室を運営している
吉村千賀子です。
既にピアノを教えてらっしゃる先生には
当たり前のことですが
これからピアノ講師をめざす方、
またはピアノ講師になったばかりの方に
お話させて頂きます。
あなたは、ピアノが得意なので
ピアノ講師になろうと考えていると思います。
では習いにくる生徒さんはどうでしょう。
弾けないから弾けるようになりたいと思って
入会されると思います。
弾けないだけではなく
楽譜も読めない、
年齢によっては、
右手左手もあやふやかもしれません。
数字やひらがなも読めないかもしれません。
ピアノを教える時には
その生徒さんの年齢や理解度を
考えてレッスンしないといけません。
例えば、チューリップのレッスンで
「右手でドのところに1の指を用意して弾いてね。」
で伝わるのは
何歳くらいのどれくらい習った生徒さんでしょう?
まず「右手」 右手がわかっていて、
何回か右手で弾くというレッスンを
したことがある生徒さん。
「ド」 何度かドの位置をレッスンして
理解できている生徒さん。
そして「1の指」 何度か指番号の
レッスンをして理解できている生徒さん。
チューリップはかんたんかもしれませんが、
2〜3回レッスンしただけの
幼児さんは、弾けないかもしれません。
ピアノ講師に必要なものは
年齢や理解度を把握して
生徒さんがわかるように
伝える力です。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます。
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