- はじめに
- 楽譜を読むって?
- 音符の数え方
- リズム
- まとめ
はじめに
こんにちは。
私はピアノ講師をしています吉村千賀子と申します。
毎日楽しくレッスンしている中での
いろいろな情報をお伝えしていきます。
今日は楽譜が読めるようになるレッスンについて
お話させて頂きます。
楽譜を読むって?
2年以上習っていて、楽譜を見ながら
弾いているように見えて
実は楽譜が読めてなかったという事は結構あります。
あなたのお子さんはどうですか?
では、楽譜を読むってどういうことでしょう。
①書かれている音符の音を理解する
②書かれている音の高さを理解する
③書かれている音を正しくピアノで弾く
④書かれているリズム通りに弾く
他にも速さの記号や強弱の記号、臨時記号,
指番号などありますが、
今日は①~④についてお話します。
最近は中央のドから始まるテキストが多いので
右手のドレミファソを読めて弾ける
生徒さんは多いです。
そしてテキストが進んでいって
右手の音にドレミファソの続きが
出てくるあたりから読めない生徒さんが増えてきます。
それはドレミファソを視覚的に覚えた
(この形はミという感じ)だけで、
音符の数え方や鍵盤の数え方を
習っていないからです。
ここを最初にきっちり習っておくと音符が読めるのです。
音符の数え方
では音符の数え方とは何でしょう?
かんたんに言うと算数で言う数字のようなものです。
数字がわからないのに
足し算や引き算を習っても理解できないですよね?
12345がわかっても11がわからなければ
途中で挫折してしまいます。
私はピアノも同じだと考えています。
音符はこう並んでいるので
こう数えていく。
それをこの鍵盤で弾く
これをきちんと習っていないと
どう数えたら良いかわからず
音符が読めない状態になってしまいます。
音符の音と高さを理解して
それを正しい鍵盤で弾く
これで最初にお話した
①書かれている音符の音を理解する
②書かれている音の高さを理解する
③書かれている音を正しくピアノで弾く
この3つができるようになります。
リズム
今度はリズムです。
音符の音がわかっても
曲にならない生徒さんがいますが、
これは音の長さがわかっていないので
音があってるのに曲にならないんです。
学校では、4分音符が1拍
2分音符が2拍と習います。
ピアノ教室だと4分音符がタン、
2分音符がターと習うかもしれません。
これを知っているだけでは
リズムになりません。
リズムのカードなどで
最初は少しだけゆっくり
一定のテンポで音符をリズム通りに打つ
徐々に長く速く正しく打つ
これができて
④書かれているリズム通りに弾く
ができるようになります。
まとめ
楽譜を読めるようにするために
音符の数え方を最初にきちんと習う
リズムを一定のテンポで打てるようにする
この基本ができた上で
テキストの曲を習うことで
瞬時に音符が読めるようになり
同時にリズムも正しく弾けるようになります。
①書かれている音符の音を理解する
②書かれている音の高さを理解する
③書かれている音を正しくピアノで弾く
④書かれているリズム通りに弾く
この4つを最初に習うことがとても重要で、
永くピアノを習い続ける事ができる基礎です。
あなたのお子さんは楽譜が読めていますか?
このお話がピアノを楽しむ参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
西田辺音楽教室
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