- はじめに
- 練習しないとどうなる?
- 練習させるには
- 練習しない理由
- まとめ
こんにちは。
私はピアノ講師をしています吉村千賀子と申します。
今日は練習しないお子さんへの言葉かけについてお話させて頂きます。
はじめに
まずはじめに、なぜ練習しないと
いけないのか考えてみましょう。
たくさんあるおけいこの中で
唯一練習しないといけないおけいこです。
他のおけいこは練習しなくても
できるようになるのに
なぜピアノは練習しないといけないのか、
それはたくさんのことを同時にするので
慣れるまでは考えてするのではなく、
自然にできるように繰り返すことで
上達するからです。
上達すると今度はたくさんの音を瞬時に見て
弾かないといけなくなります。
練習しないとどうなる?
生徒さんの中にはすごく器用で
1週間1度も弾いていないのに
先週のレッスンと同じくらい
弾ける生徒さんもいます。
それを続けると、必ず途中でつまづきます。
でも、今まで練習してきていないので
どうしたら良いか生徒さんもわかりません。
器用ではない生徒さんは
先週のレッスンでできたことが
またできないので
もう一度レッスンでやり直しとなります。
これが続くと進度がすごく遅いです。
遅くても、問題ないのですが
やはり、停滞してしまいます。
そしてどうしたら良いか生徒さんも
わからなくなります。
どうしたら良いかわからないまま
続けても、楽しくないので
ピアノをやめたくなります。
ここでやめると、習ったことは
無駄になってしまいます。
練習させるには
では、どうやって練習させましょう?
実は最初がとても大切なんです。
習い始めた頃は、
弾けないかもしれませんが、
この簡単な間に毎日ピアノを弾く習慣を
つけてほしいのです。
毎日ピアノを弾くことが日課になっていれば、難しくなった時も
抵抗なく練習できます。
では、もうすでに習っていて練習する習慣が
ついていない場合ですね。
習っているところが難しくなって
停滞してるので、
お母様が「練習しなさい」と言うと
逆効果なんです。
ここは、習っている先生に協力頂いて、
少し戻って簡単なレベルからやり直すか、
今のテキストを細かく分けてするかですね。
ピアノが嫌いになっては
元も子もないので、とにかくできることから
徐々に増やしていく方法が効果的です。
練習しない理由
練習しない理由には、
①楽譜を読むのに時間がかかるから
面倒くさいので練習しない。
②楽譜は読めるけど、思うように弾けない
練習の仕方がわからない から練習しない。
③他にやりたい事があって、気がついたら
練習できていない
④学校の宿題に追われて練習できない
など、いろいろ考えられますが
③と④はお母様の協力が必要です。
今の時代お母様もお忙しいので
ずっと練習に付き添って下さい!とは
言いません。
毎日声かけをしてあげて頂きたいです。
練習している曲でなくてもいいです。
右手だけでも良いので、
「何か聞かせてほしいなぁ」
と1分で大丈夫です。
とにかく毎日1分弾く習慣を
つければあとは、先生がレッスンで何とかして下さいます。
①と②は、先生に全面的に協力頂くしかない
です。
まとめ
習い始めが大事ですが、
毎日1分でも、習っている曲でなくても
良いので、弾く習慣をつけることを
おすすめします。
せっかくピアノが弾きたくて
習い始めて下さったので
いろいろな事情で習うのをやめたとしても
楽譜が読めて、いつでも再開できる
そういうレッスンを
私は心がけています。
1人でも多くのピアノ好きが育つことを
願います。
今日のお話が参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
西田辺音楽教室
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