3歳にピアノレッスンは可能ですが
3歳の特性を知りましょう
特性を理解した上で
できること、少しだけむずかしいこと
を遊びながらくり返す
少しだけむずかしいことに
ピアノの要素を取り入れていきます
教えると嫌になり
レッスンに来ることも苦痛になります
3歳の特性
・自我が形成され自己主張が強くなる
・感情表現が豊かになる
・何でも自分でやりたい、でも甘えたい
・イメージを広げて遊べる
・興味関心が高まり「なぜ?」「どうして?」が増える
・文字や数への興味関心が芽生える
・上下左右の空間把握ができる
・ギャロップや片足ジャンプできる
・色や形を組み合わせて楽しむ
・〇や棒を書けるようになる
・動物になりきって遊ぶ
・並べる、比べる、数えるを楽しむ
これが理解できていれば
「これやりたい!」
「自分でやる!」
「やだー!」
は普通のことです
大事なのは順番ではなく
何をどうやって伝えるかです
そして言葉ではなく、
遊びで伝えます
導入レッスン
・ピアノに触れる
・身近な動物と比較してみる
・色を認識できてるか確認(私はベルを使うので)
・小物楽器に触れる(正しい持ち方を知る)
・音符に親しむ(リズム打ちする)
・音楽に親しむ(無理に歌わせない)
・ド、レ、ミという言葉と親しむ
・えんぴつで書く(筆圧や器用さの確認)
・同じ、違うを見分ける
最初のうちは
かんたんなものから始めて
ノってきたら、少しむずかしいもの
少し違うタイプのもの
最後にかんたんなもの
と順番決めてますが
3歳はやりたいことが
はっきりする時期です
順番を決めつけないで
柔軟な対応が不可欠です
目的がはっきりしていれば
どの順番でも
どんな遊びでもレッスンになります
ピアノに触れる
目的は、初めて触れるものに
好奇心を持つこども
警戒するこども
色々なタイプがあると思います
3歳から見れば
ピアノはとてつもなく大きなものです
まずは自由に触らせてあげたいところです
が触る前に1つだけ
注意事項を言って下さい
ポイントは「1つ」です
先生が厳選して下さい
なぜ1つかというと
2つ3つ伝えても覚えれないからです
そして、その注意事項はなぜなのかを
一緒に伝えてください
大人の都合は、子供には伝わりません
例えば私は、フタを持たないで
これが閉まったら手がはさまって
ケガするから、など
実際今のピアノはほとんど
ゆっくり閉まるようになってますが、
今は、色んなところに
ピアノが置いてあるので
それを触った時のために
私は伝えています
身近な動物と比較してみる
ピアノに触れたら、ほとんどのお子さんは
思い切って鳴らしてみると思います
手では鳴りにくいと、肘(ひじ)を使ったりするかもしれません
そこまで楽しみだしたら
動物の登場です
まずは一匹
犬や猫など、誰でも知ってそうな
動物の絵を出します
何の動物か、何と鳴くか
会話しながら
ピアノで鳴らしてみます
全然違う音域でも
お子さんの心の中では
ちゃんと鳴いているので大丈夫です
何度かレッスンのたびに
繰り返すうちに
飽きてくるか、新たな遊びを
生み出してくれます
イメージを広げて遊ぶという特性が
発揮されます
まとめ
今回は
3歳の特性と
導入期の
ピアノに触れる
身近な動物と比較してみる
について書きました
続きは
3歳にまずピアノを教えない②
でお伝えします
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